印刷データご入稿時の注意事項・失敗例第二弾!フォトショップでの事例を紹介します。
フォトショップで印刷データをご入稿頂く場合の注意点はイラストレーターと同じところ、またフォトショップ独自の注意点がございます。フォトショップ入稿データでの注意事例やよくある印刷データの失敗例をご紹介します。
イラストレーターデータでの注意点【7項目】
フォトショップでご入稿頂く場合の注意点は、「解像度は350dpi以上あるか」「レイヤーやオブジェクトにロックがかかっていないか」「オブジェクトが隠れていないか」「データはCMYKで作られているか」「CMYKすべて100%でデータ作成していないか」「不必要なデータと統合されていないか」「完成品の出力見本は付けているか」・・・1つ減って7項目!
そのうち「解像度は350dpi以上あるか」「不必要なデータと統合されていないか」の2項目はフォトショップデータ独自の注意点なので、この2つを重点的に説明します!
残り5項目は「イラストレーターでの印刷データご入稿時の注意事項」をチェックしてください!。
1.解像度は350dpi以上あるか
解像度とは、画像のきめ細かさの数値のことです。画像の大きさと言っても良いかもしれません。
一般的にwebで使われている解像度は72pdi、おおよそ5倍のサイズが必要になります。
解像度が低くても印刷はされますが、絵柄がぼやけたり、文字が読めなかったりと、完成度の低い印刷物が出来上がってしまいます。
せっかく業務用の高性能機器で印刷するからにはキレイに印刷されるデータが一番!です。
解像度350dpi以上、呪文のように唱えながらデータ製作をお願いします★
2.不必要なデータと統合されていないか
フォトショップはレイヤーで構成されています。例えば弊社がご用意しているCD・DVD用テンプレートにデータを配置して「さぁ完成!間違えないように画像を統合しよう!」と作業を進める時に印刷の仕上がりイメージの仕切りごと統合してしまう場合がございます。
先日の塗り足しで説明しましたが、仕上がりいっぱいまで絵柄や色を入れる場合、塗り足しという余分にデータを準備する領域が必要になります。
仕切りイメージごと統合してしまうと、その仕切り以上のデータは見れなくなってしまい、結局塗り足しの無いデータになってしまいます。
くれぐれも、不要なデータはレイヤーごと削除!を徹底してください。
フォトショップデータご入稿時の注意する点も、基本的には印刷データなのでイラストレーターと同じ部分が多くあります。
弊社としても間違いのないデータでお渡ししたお客様に喜んで頂きたい!と常々思っておりますので、データ入稿に関することなら何でもお気軽にお問い合わせください。